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BS-3 100mm野砲 : ウィキペディア日本語版 | BS-3 100mm野砲[びーえす3100えむえむやほう]
1944年型100mm野砲(BS-3)()とは、第二次世界大戦中にソビエト連邦が開発した対戦車砲兼用の野砲である。'')とは、第二次世界大戦中にソビエト連邦が開発した対戦車砲兼用の野砲である。 == 開発 == ソビエト連邦は大祖国戦争においてドイツの戦車に対抗する対戦車砲として76.2mm口径のZiS-3 76mm野砲とA-19 122mmカノン砲などの重砲を使用していたが、クルスクの戦いで実戦デビューしたパンター中戦車やティーガーI重戦車に対抗するにはZiS-3では特にティーガーに対して威力不足であった。 旧式のZiS-2 57mm対戦車砲やA-19ならばティーガーの装甲を貫通可能であったので、ZiS-2の生産は急遽再開されたが小口径長砲身の砲身ゆえに調達コストが高過ぎて十分な数を揃えることができず、A-19などの重砲は重量過大であり機動力に欠け運用性が低かった。 さらに当時のソ連では、無反動砲や対戦車ロケットランチャーなどのHEAT弾頭を利用した携帯可能な対戦車兵器の開発が遅れていた(HEAT弾自体は、榴弾砲などの火砲用に製造されていた)ため、ZiS-3よりも高威力でありながらA-19などよりも軽量な対戦車砲を必要としていた。この要求に基づいて開発されたのが、BS-3 100mm野砲とD-44 85mm野砲である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「BS-3 100mm野砲」の詳細全文を読む
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